« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

2007年4月30日 (月)

漢練・・・セカンドサーブ編

本日はジンジャー氏と2人で4時間、みっちり練習させて頂きました!

普通にアップをして、その後試合練習を中心にやりましたが、レベルの高い相手とみっちり練習できることは、とても幸せなことです。

今日のテーマは、フォアハンドストロークで身体の捻り戻しを有効に使う、です。

イメージとしては・・・始動は膝。その後腰、肩とまわして行き、最後に手が前に出る。つまり「竜巻の様に下から身体を回転させていく」というもの。
うーん、イメージは簡単なんですが、実際にやってみると難しい。特に走らされた後にこれを意識するとスイングが崩壊します(笑)
あと、これを意識するとどうしても、スイングがアウトサイド・インになりがち、従ってクロスは良いんですが、逆クロスが難しい。練習だとそこそこ打てても、試合になると力が入るのか、上手くできません。
うーん、まだまだ腰より先に肩が開いちゃうのかもしれません。

試合練は6-7、3-6、1-0までやったところで、ジンジャー氏痙攣のため中断となりました(笑)。今日の私は前夜睡眠をキチンと取れた為か、痙攣はありませんでした。

前回同様、1セットノーアドの戦い方を意識してみました。今回はゲーム数を気にせず「ひたすら自分のテニス」をするというもの・・・で、結果はジンジャー氏にコテンパンにやられましたがな(笑)
まぁ、「5セットマッチ」ということですので、正確には相手方RETによる私の勝ちといえるでしょう(憫笑)

色々考えると、結局は「こういうボールが来たらこう打つ」という風にあらかじめ的を絞っておいて、それを無心に実行する、というのが一番いいのかもしれません。もちろん、「こう打つ」の部分にバリエーションを持たせて、状況によって最も確実なもの、あるいは確率は落ちるけど威力はあるもの、と選択することが必要になるのですが、そもそも試合の場で出来ないことが出来るようになるのは期待する方がバカ、というものでありまして・・・選択肢を増やす、もしくは個々の選択肢の精度や威力を高めるのは練習の場で行えばよいのでしょう。
本番の場では、最初にある程度選択肢を決めておいて、それをゲームの進行とともに個々の選択肢の有効性や確度を確かめつつ、必要であれば修正を加えていく、これだけ考えていれば良いのではないのかと思います。もちろん、ミスが出たり、相手の球が予想を上回ったりでポイントは取られますが、それはそれで相手が上手、と割り切るしかないのでしょう。

うーん、文章にすると分りますが、これって当たり前のことですね。
しかも、言うのは簡単でも実行するのが難しい、そんな原則です。ボツですな(笑)

最近、ダブルフォルトが多いので、セカンドサーブの練習をやりました。その方法とは・・・

①セカンドサーブを9本連続で入れる。
②最後の10本目はファーストサーブで、思い切り打つ!
③途中で1本でもミスったら、最初の①からやり直し。

これは、良い練習になりました。
1球1球にプレッシャーがかかるため、本番の状況に即していますし、ミスったら最初に戻るので、今の自分のセカンドサーブの確率がすごく良く分ります。
スピンサーブの場合、確率はざっと70-80%。スライスサービスだと50-60%くらいかな。スライスサーブでセカンドサーブを打つのは、相当リスクをとっている選択肢、ということが良く分りました(笑)
・ラケットの担ぎ上げが上手くできず、それがインパクトの面の確度に影響している。
・トスが正確に上がっていない。
このあたりが、改善点として分りました。

ちなみに、神尾米は①を99本でやっていたそうです。
自分、朝から晩までやっても終わらない自信があります。

| | コメント (5)

2007年4月28日 (土)

微妙な1日

世間ではGWが目前ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか(笑)

私は5/1に決算発表があるので、今週はいつになくシリアスモードで仕事です。
水・木と会社ちかくのビジネスホテルに連泊・・・今回初の試みですが、会社に泊まるよりはシャワーも浴びれてよいし、タクシーで帰宅するのと料金的にはそれ程変わらないので、睡眠時間を少しでも確保したいときには良いかもしれません。

もっとも、木曜日は寝ててふくらはぎが攣りました・・・テニスで攣るのは主に太ももなんですが、何故でしょう?疲れているときは芍薬甘草湯を服用した方がよいのかも知れません(笑)

日曜日にはかなりハードな試合をし、仕事でもかなりのハマり具合・・・金曜深夜にボロきれの様になって帰宅です。ただ、これで休息を選ぶ様ではテニスバカ兼企業戦士の名が泣く、というもの。土曜日はちゃんとテニスしました!久しぶりにパ○ン王国の練習に参加です!

今日は人数も少なかったので、K区区民大会に備えシングルの試合練を中心にやりました!いつもながら、コートを確保してくれる王国のメンバーには感謝です。

結果は3回やって2勝1敗。調子的には可もなく不可もなく、という感じでしたが、今まで実業団で3セットマッチをやっていたことが多かったため、1セットマッチしかもノーアドというのは非常にギャップを感じます。
下僕、スロースターターということもあり、3セットマッチでは最初の数ゲームは相手のテニスにタイミングをあわせることに専心し、ポイントはあまり気にしません。ただ、1セットマッチでこんなことをしてたら、あっと言う間に0-3ダウン・・・あと12ポイント取られたら負け!なんて事態に陥りますんで、苦しいです。

かといって、必要以上に確実にいっても、結局は調子が乗らないばかりか、強い相手だとここぞとばかり攻められて撃沈すること請け合いです。
どういう方針で試合に挑むべきか?難しい問題ですな。

練習後、コインパーキングで清算しようとするも、料金1300円に僅かに小銭が足りず・・・近くの小僧寿しで欲しくもない買い物をする羽目になりました。

近所のスーパーでインスタントラーメン食料品の買出しを行いましたが、清算金額は若干予想よりも高め。腑に落ちないながらも、レジの女の子に確かめる勇気もなく、そのまま帰宅・・・レシートが出てきて、確認したら、やはり3個しか買ってないものを5個とカウントされていることが判明・・・。あのねぇちゃん、ナメた真似しやがる。
ただ、今更クレームしにまた戻るのもかったるいし、レジのお姉さんもまぁ可愛かったし。と意味不明な妥協をして、そのまま気絶いたしまして・・・今に至っております。

うーん、微妙な一日だった。

明日も出勤でごんす・・・企業戦士兼テニスバカに休息の文字なしぃ!
我が人生に一片の悔いなしぃぃ!

| | コメント (2)

2007年4月22日 (日)

耳なし芳一と矢吹丈

さて、本日は実業団リーグ戦の最終戦です。

今まで2勝1敗。本日勝てば昇格決定戦に進出できるだろうし、負ければそれが絶望的に・・・いわゆる後がない、って奴です。

しかし、こんな時にこそ敢然と敵に立ち向かうのが、真の漢というもの。
下僕、U市市民大会をDEFった腹いせもあり、雄雄しく単複出場を自ら申し出ます。しかしながら、自ら名乗り出たならその分だけ勝つ責任を負うのが団体戦というもの。今週は酒は飲まず除く土曜の夜、コンディショニングにも神経を使います!

相手は今まで負けなしでき来ているかなりの強豪。こちらはメンバーが体調不良だったり、練習不足だったりで、実質的にはH君とT君、そして下僕の3人が戦力となっております。
議論の末、私とT君がダブルスの1で出場。ダブルスは最悪1勝1敗を狙う。シングルは3番手にH君を、2番手にT君を起用、下僕は・・・栄光のシングル1!
えぇ、捨てワンという奴です。
まぁ、T君とH君はとってくれるでしょうから、このオーダーならシングルで2勝は固い。しかして合計3勝2敗で逃げ切る・・・そんな計画を立てます。

最初にダブルス2試合を2面進行で行いますが、相手のダブルス2が・・・激弱!これはさすがに勝てるでしょう。一方、我々の相手は・・・つおいです・・・ものすごく。
フォアサイドにはフォアの激打君・・・リターンミスがほとんどありません。バックサイドが華麗なテニスをするサウスポー・・・サーブ返せませんし、リターンも早いぃぃ!

出だしで相手のサービスブレイクに成功するも、続く下僕サーブもあっさりブレークされ、のっけからブレーク合戦です。一旦は1-4と突き放されるも、漢フォアリターンが奇跡的に火を噴き、3-4まで挽回。そこから3-5とされるも、こちらも食い付き5-5まで追いつきますが、そこから相手のリターンが炸裂!5-7で第一セットを失います。

セカンドセット・・・もう落とせません。そんな危機感が幸いしてか、ファーストセットは3ブレークダウンと相手のカモにされていた出だしの下僕サービスをキープに成功。続く相手サービスもブレークして2-0アップ。その後取って取られてを繰り返すも、7-5で奪い返します!

これで、ダブルスで2勝が見えた!相手は強かったけど、とにかく食らい付き、自分が出来ることに集中したのが勝因でした・・・

あぁ、やってはイケないことをやってしまいました・・・
「試合中に試合後の談話を考える」そう、これをやった試合は必ず負ける・・・著者自身忘れかけている下僕の法則その7の通りです。
ファイナルセットは、相手のリターンが爆発・・・足元をえぐられました・・・ファーストボレーで空振りさせられました・・・前衛でストレートアタックされて、よけちゃいました・・・。ほとんどのゲームでデュースまで行くものの、ゲームは取らせてもらえず1-6で果てましてございます。

うーん、今まで実業団で対戦した中で、一番強い相手でした。節制の成果か、下僕の調子はかなり良かった!でも負けました・・・リターンはすごいし、驚いたのは球際の強さ。ポーチに出たりボレーボレーで相手の前衛にアタックするも、ほとんど弾き返されました。相手のサーブはかなりブレークできましたが、こちらのサーブもかなりブレークされ・・・ファーストサーブとファーストボレーを、ある程度以上のリターンを相手に、なおかつプレッシャーのかかる局面で、いかに安定して入れることが出来るか、ダブルスの要点はこれに尽きますな。
言うだけなら簡単だな、ホント。

自分の試合は負けたものの、ダブルスは当初の目論見どおり1勝1敗。結局3時間弱ダブルスをやっていたので、かなり疲れました。後は計算どおり、シングルの2と3を取ってもらって、楽になりたいです。

そんな安直な発想をあざ笑うかのごとく、下僕の足元にラケットが飛んできます。
「!?」
と視線を上げると、絶対の取りポンであるはずのH君が何やら絶叫してます。ターザンか、お前は・・・

相手はフラット系のフォアハンドが強烈な、だけどそれしか打てないプレーヤー。H君なら楽勝と踏んでいたのですが、どうやら調子が悪いらしく、ファーストを落とした様です。
まぁ、3セットですから、何とかなるだろ。とタカをくくっていたら、彼の叫びはますますヒートアップ・・・あたかもエンパイアステートビルのてっぺんで、飛行機を叩き落さんと奮闘しているキングコングの様です。違うのはキングコングは美女を手にしているのですが、H君の手にしているのは「我がチームの勝利」だということ。

結局、彼は壊れたまま元に戻らず・・・まさかの2-6、2-6の敗退です。

ただ、下僕、彼のことを責める気にはなりません。人によっては「勝ちたい気持ち」がある種の行動を取らせてしまうのです。特に、相手に対して技術的な優位性を持っている場合は・・・
「何でこんな奴に勝てない?」
「今日は調子が悪いに違いない」
「これだけ調子が悪いのだから、こんな奴に負けるのも仕方ない」
という意識が出てきてしまいます。
所謂現実逃避的な発想ですが、人間ですからね・・・そういう時もあるんです。そして、それを誰よりも自分自身が認識しているだけに、こんな発想をしている自分に怒りが向かうのです・・・かくのごとく怒りは循環し始め、制御不能の核分裂を引き起こす。
あぁ、自分。何回これをやったことか(笑)
こういった心情の動きが、満月がある種の人を狂気の領域に向かわしめる様に、H君をしてラケットを投げさせるのでしょう(^_^;)

人に理解を示している場合ではありません。
H君が負けたお陰で、残るシングルの1と2で2勝しないと負けることになります。シングルの2はダブルスでペアを組んだT君が頑張っており、熱戦を繰り広げております。
で、栄光のシングル捨てワンこと下僕、ダブルスでも当たったサウスポーとコートに向かいますが・・・既に足が攣りそうです。

ダブルス、どうせ負けるんなら3時間もやるんじゃなかった・・・

そんな、ヘタレな気持ちが出てくるくらい疲れてます。年は取りたくないもんですね(^_^;)

試合開始です・・・。相手のサウスポーのフォアハンド、下僕のサービスより速いです(笑)

うーん、ベースライン後方からストロークエースを量産されております。同じフォームから順クロスと逆クロスを打てるため、いかんともしがたいです(泣)

で、スコアはあっと言う間に1-4ダウン。
ただ、ここに至って下僕の闘争心がふつふつと沸きあがってきます!

そもそも、単複出場を志願したのは、自分ではないか!自分が出たために、出れないメンバーもいる・・・このまま負けたら彼に対してどう顔向けしたら良いのだ!?

5ゲームやると、それなりに相手が見えてきます。
・バックも上手いが、スライスが多く。フォアほどのスピードはない。
・フォアハンドは、低い打点で取らせたボールはクロスが多い。
・ストローク&ネットは少ない。故に「スライスでも返せば何とかなる!」

とにかく、ボールを拾うことに専念。ひたすらナダルのようにコートを駆け巡ります。その甲斐あってか、3-4まで追いつき、一旦3-5とされるも、「気合」のキャッチで相手のミスを誘い、5-5とします!

ふっふっふ。盛り上がってきたじゃねぇかぁぁ!上等だよ。地獄の底まで付き合ってもらおうじゃねぇか!

と1人悦に入ったのもつかの間、なんとここで足に痙攣の気配が・・・

うーん、ダブルス3時間に加え、シングルもこの時点で1時間を超えている・・・確かに痙攣してもおかしくない状況ではありますが・・・神よ!貴方は我を見捨て給うたか?と叫びたくなるタイミングです。

結局、ファーストは5-7で落とします・・・。

古人曰く「愚者は経験に学ぶ、賢者は歴史に学ぶ」
下僕といえども、愚者のはしくれ。セカンドセットに入る前に、先日の教訓で学んだ「痙攣予防グッズ」を広げます(笑)
えーと、ヘリウムガス・・・じゃなくて携帯酸素でしょ。それから、芍薬甘草湯に、アミノバイタルに・・・
極めつけは、そう、ネオパスタノーゲン!
このオレンジ色のジェルを、両足太ももからふくらはぎに至るまで、塗りたくります。そして、長パンを着用して一丁上がり!
待ってろよサウスポーの兄ちゃん。セカンドセットは地獄を見せてやるからな。

ここに至って、大体相手のプレーも見えてきましたし、何よりも相手に疲れが見えてきました。考えてみれば、ダブルスもシングルスも対戦しているので、自分と同じ時間テニスをやっているから当たり前ですね。
結果、相手が自分のフォアサイドを空け始めたのです。
そう、下僕が相手のバックにボールを集めているので、回りこみを多用するにしても、いちいちコートのセンターまで戻りきれなくなってきたんですね♪

こうなるのをお待ちしておりました!
バックのクロススライスを相手のフォアに送り、相手が長い距離を走って拾ったボールを、今度は相手のバックに運ぶ。そしてネットに突進・・・
ファーストセットに出来なかったこの展開がついに出来るようになります!

相手もバックは下手ではない、というか、かなり綺麗で、教科書に出てくるような片手バックハンドです。ただ、所詮は片手バックハンド。当方のフォアの順クロスの強打にはパスは打てず、防御的なスライスになります。

この作戦が見事に的中し、セカンドは3-1アップまで行きます。パスタノーゲンのお陰で、下半身は燃える様。これで私の心も燃えるってモンです!
ところが、華麗なサーブ&ボレーを決めて4-1としたところで・・・何と太ももに痙攣が・・・

抜かりました・・・
太ももと言ってもかなり上の部分で、誤解を恐れずに言うと「刺激に弱い部分」(笑)

ここには、パスタノーゲンを塗っていなかった!
というか塗れなかった・・・

不覚です・・・耳にだけ般若心経を書かなかったばっかりに、芳一の耳を失ってしまった住職の様な心境です。
ただ、いくら嘆いても痙攣は収まらず。内ももに加え、臀部のすぐ下の部分(なんていうんだろ)まで広がり、両足がほとんど動かせない状態に・・・

例えようも無い絶望感に襲われながら、反対のコートで行っているT君のシングル2の試合に目をやります。どうやら1セットオールの末、ファイナルセットの佳境に入っている様です。

下僕、全身全霊で念を送ります。

「Tよ、頼むから負けてくれ!!」

そう、彼が勝ってしまうと、2勝2敗で下僕の試合に勝敗がかかることになり、痙攣にも拘わらずリタイアが許されない地獄が待っているのです。そのつらさは、前回に堪能しました。もう二度と体験したくありません。しかも今回はまだセカンドセットの半ば・・・これからどれだけ走らなければならないことか見当もつきません。

痙攣を気にする振りをして、一心に念を送り続ける下僕。

あっ、両者が握手しました。見ていた若手が駆け寄ってきます。

「Tの奴、勝ちましたよ!後は下僕さんお願いします!」

地獄行き、確定なり・・・

「あぁぁ~」
思わず、絶望の声が漏れます。

予想以外の反応に驚くかと思いきや、

「おぉ、下僕さんが吼えてる・・・やる気だぜ!」
「今回はやってくれますよね!」
と、何故かポジティブに受け取る、能天気な若手集団でした・・・君らには、まだ人というものが分ってないと見える。

死刑台に向かう様な心境で、コートに入ります。

前回同様、極力足を動かさないテニスを心がけるも、前回の相手に比べ、今回の相手はフォアのスピードが5倍くらい速い・・・ものの5分で2ゲーム取られて4-3とされてチェンジコートです。

酸素を吸いながら、考えをまとめます。
・状況は不利を通り越して、まさに絶望的。
・今回の相手は攻めるのが得意。相手に攻めさせてミスを誘う手は使えない。

人の思考というのは、不思議な働きをするもの。このとき私の頭に浮かんだのは、かつて日本中を湧かせた「あしたのジョー」の主人公、矢吹丈の一言「こちとらやけっぱちのパンチドランカー・・・失うものはねぇ!」

ひらめきました。

もう、これしかありません。

ずばり、「カウンター作戦」。

ヤマを張って、相手が打つ前に移動を始める。もしコースが当たれば、フォアならフラット、バックなら回転量の多いスライスで、カウンターを返す。
当然、外れたらそれまでですが、両足攣ってこのレベルの相手に勝つには、普通のことをやってたらダメなのです。

かつて矢吹丈は、無敵のチャンピオン、ホセ・メンドーサにサンドバックにされながらも、立ち上がり続け、ホセに
「何故、彼はここまで立ち上がってくるのだ?彼は死ぬのが怖くないのか?」と思わせ、結果、ホセのボクシングを狂わせるに至るのです。

この偉大な先例に従い、私も相手に「なんでコースが読まれるの?なんで足が攣っている相手からポイント取れないの?打ち方変えないとダメかな。」と思わせることを狙います。「賢者は歴史から学ぶ」のです!あれはフィクションですが・・・

で、これが大当たりぃぃ!

伊達に何ゲームも打ち合っていたわけではありません、打点の入り方と打つ球の高さでコースはかなり読めてきてます。回り込んで、しっかり肩を入れられたフォアハンドはお手上げですが、それ以外はかなりの確率でコースを読み。カウンターを送り込みます。すべてがエースとなるわけではありませんが、ノータッチエースを取られる数は激減する一方、相手のミスが激増。セカンドセット、6-3で頂きでごわす!

だが・・・敵もさるもの、ファイナルセットに入り戦法を変えてきます。
そう、ラリーのスピードを遅く、下僕に長い距離を走らせる作戦に出てきました。これはイタい・・・つらい・・・一番やられたくない作戦です。痙攣が見る間に下半身全域に広がり、スコアも1-5ダウンです。

万事休す・・・

しかし、しかし、ここであっさり負けたのでは、真の漢が泣くというもの。考え抜いて、これだけは確実にカウンターを狙える相手のショットを発見します。それは・・・

サービスリターン!

当然、サービスボックス以外に打つわけにはいきませんし、上から打つ以上、ある程度ボールは跳ねるので、ライジングでもとりやすい。都合が良いことに、相手も相当疲労しているため、最初の様なコースの打ち分けが出来ておりません。

この作戦は効いた!相手もかなり動揺したらしく、しなくても良いダブルフォルトをプレゼントしてくれたりで・・・炎の3ゲーム連取です!

スコアは4-5ダウンで、下僕のサービスゲーム。相手も疲労しきっており、チェンジコートの時間が双方異常に長い(笑)
進行スタッフがいない実業団特有の、暗黙の合意によるインジュアリー・タイムって奴ですね。最後のチェンジコートは確実に3分超えてたな。

思えば下僕、ここ一番という試合に勝ったことはほとんどありません。
あるときは相手が強すぎ。
あるときはメンタルが崩壊。
そしてまたあるときは足の痙攣。
真剣に祈ります。

一回くらいは勝たしてくださいぃぃ!

この試合に勝てばヒーローです。
なにせ、単複あわせて6時間試合をやり抜き、シングルに至っては、ファーストを落として足が攣る、という絶望的な状況の中セカンドセットを奪取。ファイナルも1-5ダウンから奇跡の挽回で4-5までこぎつけている。我ながら、驚異的な粘りを発揮しております。

「うおりゃぁ!」

こんな気合とともに、むりやり両足を動かしコートに向かいます。もはや両チームの応援団も沈黙して見守るのみ。選手の息遣いと裂帛の気合だけがコートに響く。ここまで来たら、技術も体力も関係なし。

気持ちの勝負です。

魂と魂のぶつかりあいです。

どれだけ修羅場をくぐって来たか、これのみによって勝敗が決まるのです・・・

あっさりブレークされて負けました・・・

どうして負けたかって?
エース2本を含む、リターンの強打で粉砕されましたがな。

そう、自分の作戦を真似されて、負けました!
ネタをパクリやがって~

そりゃそうだ、サーブがダメダメな状況はどちらも同じ、というか私の方がはるかに威力がないサーブなんだから・・・

長い文章になりました。
さすがに、自分でもうんざりしますので、ここで締めくくりを。

・本日の教訓
-気をつけよう。自分が狙っていることは、相手も狙っている。
-パスタノーゲンは、可能な限り広範囲に塗りたくろう。
-パスタノーゲンが付いた手をぬぐったタオルで、顔を拭くのは避けた方が賢明だ。

もう燃え尽きました・・・真っ白な灰です・・・

| | コメント (10)

2007年4月21日 (土)

N女史 再び!

今週は、一滴もお酒を飲んでいない下僕です。
今週末の試合に向けて節制してます・・・と言いたいのですが、前回の飲みが激しすぎて、当分飲む気にならない、という方が大きそうです。

さて、この時期当社ではキャリアの希望申告をやります(要は行きたい部署の申告です)。この手の制度の大概にもれず、当社でも希望が適うことは稀でして、その点まさに進路「絶望」調査・・・ましてや下僕、同じ業務を3年半続けていることもあり、もう疲れ果てた感が濃厚です。

昨年この申告をしたときには、「もうこの部署には長くいる・・・まさか再びここで進路希望を出すことになるとは」といささか感慨深いものがあったのですが、あろうことかさらにもう1年居座り続けてしまい、結局今年も同じ部署で申告を出すことにあいなりました。
どうも引き取り手がいない様です。どこも人手不足のはずなのにぃ~!

もっとも、「行きたい部署」があるかというと、実は無かったりします。だって、どこもつらそうですから・・・「行きたくない部署」ならいくらでも列挙できるんですが(笑)。この意味においても、まさに進路「絶望」調査です・・・。

そんなんで、何を書くべきか呻吟していると、隣の席のN女史から・・・

「下僕さんもいつかは異動しちゃんだよね~。ちょっと残念だな~。私下僕さんのそばにいると結構幸せな気分になれたんだけどな~」

と意味ありげな発言。超想定外な発言に少なからず動揺しつつも・・・

そうか、君とは色々あったけど、実は僕を高く評価してくれていたんだね・・・。やはり持つべきモノは良き友、というか君の場合は良きライバルか。
だが安心してくれ、異動になっても君のことは忘れないよ、というか忘れられないよ。あの暴言の数々は・・・
と、幾分しんみりした気分になる下僕でした。

「だって、下僕さんは周囲の悪いものをすべて吸い取ってくれる気がするから、何か安心感があって・・・実際、結構私ラッキーなことが多かったのよね。もう、こんな気分にさせてくれる人はいないんだろうな~」

汝の隣人を愛せよ・・・
自分、少なくとも右隣のこの人間は愛せそうもありません。

| | コメント (4)

2007年4月15日 (日)

恥の多い生涯を送ってきました・・・

金曜日夜は会社飲みです。

いつものことですが、相変わらずバタバタしておりまして・・・そんなストレスもあってか、中々の盛り上がり。野郎ばかりの色気の無い飲みですが、紹興酒を何本あけたことか・・・終電にて辛うじて生還です(笑)

そんな飲み会明けですが、テニスバカに休息はありません。
土曜日は5時30分起きで、会社テニス部の練習に参加です。翌日のリーグ戦を想定してアップから試合練まで一通りやったあと、最近、いや生まれてこのかたほとんど入らないフォアハンドの逆クロスの課題練を球出しからやりました。
うーん、難しい。スピンの量が足りないためか、確率が低いです。前腕の内側を押し出すような形で打つと、少しだけましになった様な気がします。気だけでしょう、きっと(笑)

帰宅後、本日のビックイベントである、テニスブロガーのオフ飲み会に参加です。会場はかの燃える闘魂プロデュースの名店、「アントニオ猪木酒場」です。

下僕、不肖の身ではありますが、真の漢を目指すと公言している以上、酒に後ろ見せるわけにはいきません。そう、「背中の傷は剣士の恥」なのです。
ましてや、この日はかねてから下僕がその文才を尊敬申し上げているうにコーチも参加なされるとのことにて、気合を入れないわけには参りません。「ウコンの力」を一気飲みして戦場へ向かいます。

・・・

ふと我に返ると、時刻は朝の6時。どうやら漫画喫茶のワンスペースにいるようです。

一体なにが起きたのでしょう。
すぐに猛烈な頭痛と吐き気が襲ってきて、大体想像がつきます。自分、飲んだくれて終電を逃し、漫喫にて一夜を明かした様です。いや、ここまで見事に記憶が飛んでいることを考えると、完全に「泥酔」と言っていいでしょう。

襲い掛かる倦怠感と自己嫌悪の念に苛まれながらも、必至に現状を整理します。
・今日は日曜日であろう。
・すると、あと3時間後には実業団の試合が始まる。
・こんなこともあろうかと、テニスグッズ一式は会社のコート(=試合会場)においてある。
・幸いなことに(?)、どこも怪我はしていない、行けば何とかなる!

そう思ったものの、なにしろ気持ち悪いです。

すぐには行動に移せず、気分の赴くままに目の前に詰まれた漫画に手をのばし・・・「ジパング」を1冊読んだところで、我に返りました。危うくそのまま現実逃避に埋もれるところでした(笑)

漫喫を飛び出して、池袋駅に向かいます。ここで気付きましたが、自分コンタクトをいつの間にか外したらしく、掲示板の類が全然読めません。当て勘で、それらしきホームにたどり着いたものの、お目当ての山手線ではなく、西部池袋線・・・。フラフラになりながらも池袋駅を彷徨です。うーん、だんだん人生が嫌になってきます

ようやく、コートのある駅にたどり着き、駅前のコンビニに駆け込みます。
そこで、真っ先に購入したのはパンシロン(笑)。他にもウコンの力だとかの二日酔い対策グッズを買い込み、いざコートへ。

何とか、コートに着きましたが、ここまでで既に5セットマッチをフルセット戦った様な疲労感。足を引きずって集合場所に向かってくる下僕を見て、とある若手が

「??? どこのホームレスかと思えば、下僕さんじゃないですか・・・。今日は単複両方やってもらうかもしれないんですけど、大丈夫ですよね?」

と、魂が消し飛ぶような発言。幸い、メンバーが揃ったのでダブルスのみでの出場とすることが出来ましたが、このコンディションで3セットマッチの単複出場をやってもらったら、矢吹丈よろしく、コートに汚物を吐き散らすこと請け合いです(笑)
試合の方は・・・、相手の一番弱いところを見事に引き当てたため、6-1、6-1で勝利です!上を見ると吐き気がするので最初はどうなることかと思いましたが、相方にも助けられ、何とか逃げ切りました。少しでも競るような相手だったらやばかったです。

今日の相手はかなりユニーク。こちらのエースにいちいち「ナイスショット!」だの「ナイススマッシュ!」だのエールを送ってくれます。まぁ、スポーツマンシップに富んだ方だと思うのですが、それにしても、相手のアウトボールを見送った下僕に「ナイスウォッチ」は無いだろうに。それもかなりのアウトボールで、全く「ナイス」なウォッチではないんですが・・・

チーム全体も、3-2で逃げ切り、これで3戦して2勝1敗。昇格戦線にぎりぎり踏みとどまった感じです。今日の私はまさに「参加することに意義あり」状態。「リバース」も1回で済んだし・・・これで良しとしましょう。

帰りの電車で爆睡し、何とか人心地つきましたが、いや長い1日でした。

自宅でPCに向かっていると、色々な情報源から、少しずつ昨夜の様子が分りかけてきます・・・

凹みます・・・自己嫌悪です・・・猛省です・・・生まれてきて済みませんです。
人には知らない方が幸せなことがあるんですね(泣)

まさに、酒に呑まれた情けない男。あれしきの酒に自爆しているようでは・・・真の漢への道は遠いようです。
もう、これ以上自分について語る気がしませんので、昨夜にお会いしたブロガーさんの紹介だけさせて頂きます。記憶がかなり欠落しているため、「抜け」「誤り」等にはご容赦ください。

あめだまさんとみりさん
お2人とも、素敵な、テニスが好きなオトナの女性でした。そんなお2人に下僕の酔態は「若造が。いきがった挙句に酒に呑まれてやがる。小学生から出直してきな」と写ったことでしょう。
生意気にも下僕はテニス論を語ってしまった様な気がします。さぞかし、うざかったことでしょう。お許しを。

ドナドナさん
パワフルな方でした(笑)
うーん、A型の私にはかなり手強い話相手でございます。これに懲りず、また宜しくお願いします。

mahさん
見るからに温和な、やさしそうな人です。こんな人は周囲を和ませてくれますな。あの落ち着いた、素敵な雰囲気は羨ましいです。

バッハさん
この方も落ち着いた、物静かな方でした。
すごい筋肉!さぞかしテニスもパワフルなんでしょう。物腰と肉体のギャップがいいですね~。

Nekoさん
クールでシニカルなナイスガイです。
貴方の取った写真を見なければ、これほどの自己嫌悪に陥ることはなかったでしょう(笑)

QPさん
頼りになる兄貴分、という感じの方です。
共によく飲みましたね!(笑)
私と違って乱れておりませんでした。弟子入りしたいです(笑)

タコ君さんは・・・今更紹介不要ですね(笑)
すごく楽しかったです。お誘いありがとうございました!
そして、酔っ払いの世話も、ありがとうございました!
出来の悪い後輩を持つと苦労しますね(笑)
深く反省しております。

うにコーチ
かねてより憧れていた方です。予想通り才色兼備で、その奔放な語り口に魅了されました・・・もう何も言いますまい。ただ、唯一言言わせてください

あんた、鬼だよ。

| | コメント (10)

2007年4月13日 (金)

職業選択の自由と仲間意識と格差社会

先日当社を担当している某証券アナリストと飲みました。

下僕、財務職能とはいえ、IRという営業的な色彩が濃い業務をしておりますので、社外との接点は多いのですが、特定の方と親交を深めることは公平な情報開示の観点から好ましくない、ということで、基本この手のお話はお断りしております。
ただ、今度彼が担当を交代することになり、「その挨拶を兼ねて」というサラリーマン的に断るのが非常に難しい打診があったため、近くの居酒屋で飲むことにあいなりました。

彼は非常に優秀。そして話し好き。
私はもっぱら自社の内容を「説明する」のが仕事なのですが、彼の場合、最初は私の説明を神妙に聞いているのですが、そのうち彼の方から意見を言い始め、最後は彼の説明を私がひたすら聞く、という「逆転現象」がかなりの頻度で出現します。
従って彼の電話は常に長く、うっかり取ってしまうと1時間は拘束されますので、ミーティング中に彼から電話があったときなど、誰が折り返すかで課内で熾烈な争いが生まれるほど(笑)。

そんな彼です、酒が入るとそのトークにますます熱が入り、色々業界の話を聞くことができました。「○○とか、人間として終わってますよね~」なんて、某著名アナリストを批判するくだりには下僕も大いに同感、大笑いです。

一方、彼には中々自虐的な面がありまして・・・
「アナリストなんて株の予想屋ですから、いなくなっても世の中誰も困らないんですよ!」
なんて正確な自己認識自己否定発言も飛び出します。
ただ、そこはこちらも心得たもの、「その通りですね!」という言葉を飲み込み
「そういう人もいますけど、○○さんは違いますよ!」とすかさず否定に・・・伊達にサラリーマンを10年以上やっておりませぬ。

そんなんで会話は盛り上がり・・・

私がテニスバカなら、彼は自転車バカらしく、「先週末も山梨まで行っちゃいましたよ、自転車で♪はは。僕ってバカですよね。」

あぁ、あんたホントバカだよ。
でも分かる・・・分かるぞ、その気持ち。
個人的には山梨に自転車で行く気には一生ならないでしょうが、両足が攣りながらテニスするのも、他人から見ればそれ以上の狂気の沙汰でしょう。何事にも本気で取り組むのはいいことです(笑)

こんな話も出ました。
「地方で公務員なんかになっていれば、もっと時間にゆとりがあって人生を楽しめる。給料は下がるかもしれないが、生活費、特に住宅費が安いので、東京では決して望めない広々とした一戸建てに住める可能性もある。その点、我々は寝る間もなく働く一方、生活費が高いため、裕福な人生には程遠い・・・そう、結果として行き着くのは「低賃金長時間労働」のワーキングプア。これでは何のための人生だかわからない・・・」

このネガティブな発想、たまりません。
個人的に彼には相当の親近感をもつに至り、「我々職業選択を誤ったよね」なんて話をして大いに気勢を上げていると、ふとしたことから彼の年収が類推できる話題になり、その金額たるや・・・

私の倍以上・・・
彼は5歳くらい年下なのに・・・

下僕、他人の成功をまずは妬みます。ここに至って、親近感は見事に銀河系の彼方まで吹っ飛びましたね。えぇ。
「今日はもう店じまいだよ。帰んな。」って感じです。

そうそう、彼は6月から留学するとのことなんですが・・いやな予感を感じながらも行き先を尋ねると、あっさり

「あぁ、ハーバードですよ」

その口調たるや、平明なること太陽が東から昇ると説明するがごとし。何の卑屈さも高慢さも感じられません。

どうやら彼は真のビジネスエリート・・・自他共に認めるダメリーマンの私とは住む世界が違っているようです。まぶしすぎて目がつぶれそうです。

「留学後は、視野を広げるためにアナリスト業以外の、そう、実際に皆さんがやっている様な製造業のビジネスにもチャレンジしたいと思ってるんですよ!」

ほぉ、それはそれは。
どこぞの王族が、士官学校を卒業してイラクだかどこだか危険な地域を志願するようなものですね。

是非イラク、いえ、当社に入社してほしいものです。

そこで、よく勉強するといいよ。

本当の低賃金長時間労働って奴をな。
ゴルァァァ!

| | コメント (0)

2007年4月10日 (火)

打つべきかつなぐべきか

今週末の報告をさせて頂きます。土曜日に法事がありまして・・・地方で行われますので、日帰り出張です。この手の集まりは、顔見知りの従兄弟なんかに会えるのは楽しいのですが、こういった席でしかお会いしない親族の方も大勢いらっしゃいまして・・・人見知りの激しい、内向的な下僕にはつらい会です。仕方ないので、真昼間から焼酎を飲んだくれてました(笑)

日曜日は先週に引き続き実業団です。
本日の相手は、以前対戦し敗戦したチーム。どうも相手のNo.1は外部の助っ人らしく、JTA100位台でかなりのツワモノ。事の是非はともかくとして、間違いなく「化け物」クラスですので、ここで落とすことを前提としてオーダーを組むしかありません。
ということで、今回も前回同様単複両方に出場。もちろん、シングルスはNo.1で出て、かのツワモノに当たって散る、いわゆる「捨てワン」を拝命することに。

男は、たとえ負けると分かっていても、立ち上がらねばならない時がある。

このセリフ。言うべき時に言うべき人が言うと、たまらなくしびれるのですが、如何せん下僕が言うと、ギャグかリスクヘッジの言い訳にしか聞こえないらしく。
「捨てワンだからといって気楽に負けんといてください。やる以上は勝ちにいってくださいね!」と言わずもがなの念押しをされてしまいました・・・
こういうときに、普段の行動が大事なんですね。

ところが、当日は前回来ていた助っ人君は不在で、おじさん中心のラインナップとなっております。喜び勇んでやや失望して試合に臨むことに・・・

まずはダブルスで2勝します。続いてシングルも2番手と3番手を取り、あっけなくチームの勝ちが決まりました。

で、下僕のシングルの相手は、ダブルスでも当たった下手そうなあまり上手くなさそうなおじさんです。ダブルスは楽勝でしたし、チームの勝ちも決まっていることもあって、この程度の相手に本気を出すなんて、真の漢を目指す者にっとては名折れ。ここはひとつワンランク上のテニスを見せつけてやるか。

なんて発想も出てしまいます。
実際アップをしてみても、足は動いてないし、バックはセンスのかけらも感じないちょん切り、いやぶった切りのスライスしか打ちません。このあたり、スライスフェチな下僕としては、納得できないところです。

試合開始です。

あっという間に1-5ダウンです。

一体何が起きたのでしょうか・・・
極力簡単に言うと、相手が上手いのです!
足が動いていないので、来た球を棒立ちで横殴りにひっぱたくのですが、これが実によく入る。例のバックのぶった切りスライスも、本番になった途端、すさまじい角度で下僕を襲います。こんなショットをやっとの思いで拾うと、デッドゾーンからのロングボレーでポイントを決められる。こちらがネットに出ると、横殴りのインチキショットでアングルに落とされたり、神の領域のオンラインロブで頭上を抜かれる・・・

もちろん、こちらがダメだった部分もあります。「格上のテニスを見せる」なんて間抜けなことを考えたばかりに「下らないミスはできない」という意識が芽生えて振り抜きが悪くなってました。
「打つべきボールだけ打つ」先週の反省が迷いを生み、「打てるボールでも打たない」・・・これが相手に攻められる要因になり、その状態から無理なショットを打たざるを得なくなる・・・そう結果的に「打てるボールは打たない、打てないボールを打つ」ということをやってしまいました。

この感覚、昨年春に絶不調に陥った時とすごく似てます。

ここに至っては、見栄もプライドも捨てるしかありません。とにかく相手のコートに返す一方、バックのスライスでアプローチに出るいつものパターンを多用することにします。
相手も当初の勢いが弱まり、5-5まで盛り返します。

なのに、なのにそこから2ゲーム連取されてファーストダウン・・・

このころになると、他の試合はすべて終了してますので、ギャラリーも増えてきます。
「チームの勝ちが決まっているんで、遊んでやがる」そんな皆の視線が痛いです。

セカンドに入ったところで、とにかくリズムを変えるためにサーブ&ボレーも使って、とにかく先にネットに着く展開を心がけます。また、徐々にフォアの強打も入る様になり、結局残り2セットを6-2、6-1で取りましたが・・・

1セットマッチだったら負けていた・・・

という非常に重い現実に、我ながら言葉を失います。

特にイタいのが、5-5まで追いつきながら5-7とされてしまったことです。
この手の展開はよくありますので、ここでミスっては元も子もない、という意識から守りのテニスになってしまった面はあるのですが・・・。
自分でも納得できておらず、このあたりテニスの奥深さを思い知りました。

そうそう、マイケル氏ご推薦の携帯酸素をセカンドセットで投入してみました!

効果は・・・よくわかりません。

うーん、酸素を吸っているって実感もないんですよね~。せめてにおいとかついてれば分かりやすいんですが・・・
ただ、結果として今回も5セットやりましたが、足は攣りませんでした。

あと、ファーストサーブでグリップを厚くしてフラット気味にしたら確率あがった、なんてのは、今後のよいヒントになると思います。

そうそう、打つときに声を出すと結構いいかもしれません。
「えぁ!」とか「うんあぁ!」とか(笑)
リズムを取ることに集中できるのか、打つときの迷いが軽減される感じがします。
昔、「よいしょ!」「こらしょ!」「どっこいしょ!」という気合を打つ度に入れていた学生時代の先輩を思い出します。
彼が〆の「どっこいしょ!」の言葉と共に繰り出したショットが、見事に相手に打ち抜かれたを見て、大いに涙したものです。

隣のコートで、当社の別のチームが実業団3部でリーグ戦をやっていたのですが、その試合のレベルはやはり少し違っておりました。「ただつなぐ」ことの重要性がすごくわかります。
自分、体力があまりないこともあって「つなぎ合い」=「自分のペースではない」と考えてしまいます。そこで、ついつい無理攻めをしてしまい、自滅するパターンが多いのですが、よくよく考えてみると、全てのプレーヤーがシコラーであることは当然なく。相手もつながれると嫌になることが多いと思います。もちろん、最初から最後までシコラーに徹するというわけではなく、序盤あるいはペースを変えたいときには有効ということで、今後の参考にしたいと思います。

来週は実業団の第三戦です。U市の大会とかぶります・・・
今年からU市の大会って、初日は一回戦のみになるんですよね・・・。
自分、幸い(?)基本的に上位進出することは稀ですので、今までは実業団を一回休むだけですんだのですが、今回は2週連続で休む可能性も出てくることになります。

このあたりはハムレットのごとく煩悶することになりそうです。
どうせなら、もう少し色っぽいテーマで煩悶したいですな(笑)

| | コメント (5)

2007年4月 3日 (火)

人事と書いて「ヒトゴト」と読む

今日は先日の実業団のお話を・・・

下僕、最近どうも成果が出せないこともあり、この機に沈滞ムードを振り払うべく、35の年齢を省みず単複両方の出場を敢行です。

で、その意気込み故か、ダブルスは序盤こちらのミスが多発し、0-2ダウンから始まります(笑) 相手はフォアサイドがかなり堅実なテニスをする一方、バックサイドが相対的に粗いので、主にそちらにボールを集めることに。この弱いものいじめ作戦が奏功し、ファーストセットは6-3でまくり、セカンドセットも6-2と順調に勝つことができました。この日は風が強くなかったことから、スライスのロブが上げ易かったのが大きかったです。

さてシングルスです。
下僕の相手はダブルスでも当たった堅実なテニスをするプレーヤーで、始まりからぐりぐりのムーンボールを延々と打ってきます。あまり好きなタイプでは無いのですが、それほど球が速くないことから、バックのスライスでコースを散らす作戦で序盤は4-1アップとしました。
ただし、そのあたりから相手も下僕スライスに慣れ始め、毎ゲーム長いデュースを繰り返す展開に・・・何とかファーストセットを6-3でもぎ取りますが、相手は自分からは決して崩れないタイプですので、長期戦になりそうな気配が濃厚に漂い始めます。

その現状を打破すべく、セカンドからはフォアの強打を積極的に打つ作戦に変更しますが、これが見事に裏目に出て0-3ダウンからのスタートです。
その後1-4とされるも、漢フォアのタイミングがある程度合ってきたため3-4までまくりまして・・・気分的には大いに良くなったものの、やはりフォアの強打というエネルギーを使うショットを多用したことから、足がピクピクし始めます。

ただし、ここで慌てふためく様ではテニスバカが泣くというもの。かねてから用意している「馬の薬」ことネオパスタノーゲンをおもむろに取り出し・・・取り出し・・・取り出そうとするも、出てきたのは何故かケースだけで、肝心のチューブが見つからないぃぃ!

そういえば、ちょっと前に探して見つからなかったものを、「そのうちに出てくるだろう」とたかをくくっていたことを思い出しました。
「問題の先送り」はテニスにおいても致命的だということを痛感します。
仕方なく、芍薬甘草湯を服用するにとどめて、試合続行です。

気合で第8ゲームを取り4-4としました!
ただ、そこで左右の太腿に痙攣が起きてまったく動けなくなり、あたかも銅像の様にコートに立ち尽くす羽目に・・・結局セカンドは4-6で落とします。

ファイナルセットは、この状態ではさすがに無理ですので、リタイアを決心したまさにその時、他の試合がすべて終了。合計2勝2敗で自分の試合にチームの勝敗がかかることが判明いたしまして・・・チームの若手連中が何やら血走った目で「激励」してくれます。

下僕「参ったな、足が攣っちゃってさ・・・」
若手「下僕さん、これからっすよ!」
下僕「いやだから、足が・・・」
若手「相手もきついはずです!」って喜々としてムーンボールを打っているじゃねぇか。
下僕「いやその、もう限界かなって・・・」
若手「ここまできたら最後は「気持ち」ですから!」
下僕「え~と、痙攣の薬も持ってないし・・・」
若手「僕のアミノバイタル、飲んでください!」
下僕「・・・」

試合続行です・・・

といってもほとんど走れないため、基本はロブで返球。サーブは全部下から打つというインチキテニス。ところが、相手はディフェンスはうまいが攻めるのは得意でないらしく急にミスを連発。なんと序盤は2-0アップです。

これで俄然意気が上がる我が応援団

「行ける行ける!」
行けないって・・・

「絶対勝てますよ!」
無理だって・・・

「相手はそろそろ限界ですよ!」
すでに俺が限界を超えてるって・・・

などと、勝手なことを言いまくりです。

ここから相手はすぐにペースダウンし、再びムーンボールでつなぐ展開になります。
ゲームももつれて4-4まで行きますが、ここで再び発作が・・・
今回は左右太腿の裏表に加え、内腿というのか股関節というのか、いずれにせよ膝から上の下半身で筋肉があるところはすべて攣った様な事態に。痙攣の痛みにはやや慣れたものの、あたかも自分の足でないかの様に、下半身がまったく動きません。さらに、ときたまポイントを取ったときにガッツポーズをとると、上腕部まで攣り始める始末・・・

最後の力を振り絞るも長いデュースの末、第9ゲームを落とし、マッチゲームも一回はデュースまで行くも、最後にはバックのスライスがネットし、あえなく敗戦です(涙)

足を引きずりながら戻ってくる下僕に対して

若手「お疲れ様でした!見てて面白かったですよ。さすがです!」

って・・・面白がるんじゃねぇぇ!

まぁ、試合自体はこんな感じでしたが、一応それなりに得るところはありましたので、転んでもただでは起きない精神を発揚させるべく、ここでまとめておきます。

・ディフェンスを得意とする選手に対しては、相手に攻めさせる展開を無理やり作るのも「比較的」有効。
・攻めるにしても、最初からガンガン行くのではなく、緩急をつけて「打てるボールだけ打つ」方が確率がよい。
・強打するにしても、無理してフォアに回り込むよりは、バックで強打した方がミスは少ない。
・勝負にこだわると、どうしても「チキる」ので、結果的にミスが増える。
 「これでダメだったら仕方ない」という開き直りはメンタル的に実に有効。

痙攣対策としては
・甘草湯はふくらはぎには有効。一方、太腿には効かない。(あくまで個人の経験です)
・多少暑くても、痙攣の予感がしたら長パンを着用すべし。
・パスタノーゲンは忘れずに。
・競った場面では相手も容易に打ち込んでこないので、アンダーサーブは以外と有効。

なんてのもあります。もっとも通常時にアンダーサーブをやるのは結構恥ずかしいので、この戦術を発動するには別の意味で勇気が必要です(笑)

まぁ、最後には
・左右の太腿が攣ってしまったらまず勝てないので、早めにリタイアして身体へのダメージを最小限に抑える方が得策、ということになるのですが・・・

| | コメント (14)

2007年4月 1日 (日)

「ありがとう」「感謝します」「ついてるついてる」

先日実家に寄ったときに、母親から勧められ、ポジティブシンキング(厳密には違うらしいが、よく違いがわからない)の小冊子みたいなものを読みました。

要は、
・ぶつぶつ暗いことばかり言っていると、本当に暗い人生になっちゃうよ。
・つらいことがあっても「ありがとう」と言いましょう。
・そうしている内に良いことがあるので、「感謝します」と言いましょう。
・最後は「ついてるついてる」と繰返すことによって、上記の好循環を維持しましょう。
ということらしいです。

下僕、最近はどうも冴えないのですが、今週末は従来以上に冴えませんでした・・・

まずゴルフですが・・・すごかったです。何がすごいって、ここまで叩いたのはゴルフを始めたばかりの時以来、というくらいの大叩きをしちゃいました(泣)

とあるホールでは、3打目でグリーン手前まで運ぶものの、そこからアプローチをトップ!ボールは無情にもグリーンを飛び越え、その奥の斜面を転落していきましたとさ。これが何故かOBにならなかったのが悲劇の始まりで(まぁ、普通はグリーンオーバー自体が立派な悲劇なのですが・・・)、
急斜面で悪戦苦闘の挙句、漸く出そうなボールが上がったと思ったら、木に当たって真下に落下。で、その落ちたところには「カート道」というとってもボールが転がりやすい小道みたいなものがありまして・・・打ち上げのホールでしたので、ボールはカート道に乗って、あたかも高速を逆送するボケ老人の如く60yほど逆戻り、挙句隣のホールのティーグランドまで行きまして・・・そこから奇跡のリカバリーショットで何とかグリーン手前まで運ぶも、何のことはない10打ほど使って3打目と同じ地点に戻っただけ・・・

結局このホールは「14」。今までのワーストレコードを大きく更新する大記録を達成しちゃいました。これ以外のホールも状況は推して知るべし、トータルは・・・まぁ、秘するが花ということで。

本日は本日で、実業団のリーグ戦初戦です。
下僕は気合の単複出場ですが、最初のダブルスは6-3、6-2であっさり勝つも、シングルは6-3、4-6、4-6のスコアで逆転負け・・・実はこれ、2対2で回って来た最終戦でして、下僕の負けと同時にチームの負けも決まりましてございます。
この詳細は次回にお話したいと思いますが、久しぶりに大痙攣を起こし・・・とにかく疲れきりました。

重い気分で帰宅の途に着くと、高速が大渋滞。睡魔と闘いながら一般道で3時間かけて帰宅・・・入浴時に自分の顔を見ると、目の下に重そうなクマさんがいる一方で、本日陽に焼けたためほっぺは真っ赤という、なんとも形容がしがたい顔になっておりました。

冒頭の本を読んで以来、実はいやなことがあったときには心の中で「ありがとう」と唱えております。
今のところ「ありがとう」は、何十回も唱えました
次に来るであろう「感謝します」は、未だに言える機会がやってきません・・・

| | コメント (4)

« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »