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2008年7月10日 (木)

Battle of driver's license

何とか予算なんかが終わりに近づき、少しだけ余裕が出てきた下僕です。まぁ、すでに決算作業が始まっているので、すぐにつらい時期に突入するのですが・・・

ウインブルドンはすごかったですね。
試合の内容もさることながら、はたしてナダルは本当に人類に属しているのか、深く考えさせられました(Yプロごめんなさい)。

そして、英語にもだいぶ慣れてきました。といっても英語が出来る様になったのではなく、英語ができない自分に慣れた、ということです(憫笑)
当地のスタッフと話していて、相手がイライラのあまりすごい貧乏ゆすりをするのに慣れました。
こちらが熱の入った説明をしている中、相手があくびをするのにも慣れました。
まったく言葉が通じないというのはすごいことです。毎日がクライマックスです。えぇ。

さて、当地では日本の国際免許証は一時的にしか使えませんので、州の運転免許を取る必要があります。
誰でも通ることで定評のあるアメリカの運転免許ですが、なにせここはドラクエの国(注)。あらゆることがうまく進まないのです・・・

(注)何かをしようとして役所だとかにいくと、「そのためにはAが必要」と言われ、Aを取るためにはBの手続きが必要だとわかり、Bの手続きをするためにはCの許可証が必要で・・・なんて感じに、次々にやることがスパイラル状に連鎖していき、ちっとも進まない。ちなみにこの例え、トンから聞きました。
あぁ、このネタがわかるのはジンジャーさんくらいかな(笑)

とりあえず、会社のツテで過去問を入手し、軽く勉強してから近くの試験場に向かいます。「予約をしてから行くべし」みたいなことが、州発行のガイドブックに書いてありましたが、別に予約なしでもOKとのことですので、軽い気持ちで朝7時に試験場の扉をくぐります。

何とか受付を済ませ、視力検査を終えた後に、いよいよ学科試験です。
こちらではPC端末で受験ができ、一問回答する度ににその場で正解か不正解がわかる仕組みになっております。問題数は30問もあります(笑)
最初の数問こそ多少緊張しましたが、やり方になれるとスイスイ進み・・・全問正解で合格です。改めて思いますが、自分、本当にくだらないところでは強運を発揮します。

それにしても、
「前方に交通事故の現場が見えた。誰も怪我はしていない様子。さてどうする?」という質問に
1.そのまま交通の流れを乱さない様に、通り過ぎる。
2.スピードを上げて、通り過ぎる。
3.近くに寄って、減速し、好奇心でガン見する。
の三つの選択肢・・・

一体どう考えたら1以外を選択できるのでしょうか?
特に3を選ぶ人間はいるのか?本当の大物なのか、ウケを狙っているかぎり選びようがない選択肢です。

学科を通ると、続いて試験官が同乗しての路上テストに入るのですが、いつまで待ってもお呼びがかからない。1時間ほど待った末に勇気を振り絞って聞いてみると、どうも路上テストは予約優先で入れていくため、予約なしの人間は予約が途切れるまで待たねばならないとのこと・・・これでやっと「予約をすべし」の背景がわかりました。
まぁ仕方ありません。待つことにしましょう・・・

1時間経過・・・

2時間経過・・・

全く無視されています
下僕といえどもさすがに限界です。第一午後から出勤しなければならないので、もう時間がありません。カウンターに行って再び同じやりとりを繰り返した後、思い立って今日一日の予約状況を聞いてみると

当り前の様に「うーん、今日は全部埋まっているわね♪」との返事が・・・

何故それを早く言わないのだ!?
真の漢を目指す者に何たる無礼!
そこに直れ!無礼打ちにしてくれるわっ!!

と、心の中でわめいてから、気を取り直して事情を説明、路上テストのみ後日受ける、という扱いにしてもらって、泣く泣く試験場を立ち去りました・・・

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2週間後、リターンマッチに試験場を訪れます。国際派ビジネスマンたるもの段取りに怠りはありません。今回はばっちり路上テストの予約を取り、準備万端で挑みます。
意気揚々と受付に生き、要件を告げると・・・

「え~と、前回の記録が何も残ってないので、今日は学科試験も受けないとダメね」
と、平然と言われます・・・

ここで学科試験を受けてたら、路上テストの予約時間に間に合わない・・・せっかく取った予約がふいになってしまいます。第一前回試験を受けてから2週間経っているため、あの時勉強した内容などとっくに忘却の彼方です。従い、あれこれ手を尽くして反論し、最後には担当者に思いきりガンを飛ばしたりもしましたが、向こうは完全に聞く耳を持たず・・・
やむなく一からやり直しです。

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幸いなことに学科試験は通り、路上テストも1時間弱待っただけで、受けれることになりました。やはり、ガンを飛ばしたのが効いたようです(笑)

さて、ここまでの長い道のりを考えると、この路上テストに失敗は許されません。まなじりを決して試験に挑みます。
ところが・・・この試験官、やたらと話しかけてきてロクに下僕の運転を見ようとしません。
曰く「今日は暑いね~。さっきの車はエアコンがついてなかったから大変さ!」
曰く「どこに住んでるの?あぁ、あそこはいいところだ。」
そして、下僕が日本人と知るや否や熱く日本料理について語り出し・・・10分ほどべしゃり倒したあとおもむろに
「あぁ、もう戻ろうか。試験?いいよ合格で♪」

こんな試験を受けるために散々苦労したのか!?

まぁ、落ちるよりはマシですが・・・何か心に引っかかるものが最後まで残りました。

恐るべしアメリカの免許制度。
恐るべし話好きの試験官。
そして、恐るべしアメリカ人・・・あの程度の試験で落ちる人間がいるらしい!

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そうそう、これを書いている間に日付が変わり、37回目の誕生日を迎えました。
人生山あり谷ありとよく言われますが、社会人になってからというもの谷ばかり、それもどんどん深くなっていく一方です・・・

そろそろ山に登りたいです。
エベレストとか言いません。富士山とも言いません。
せめて高尾山くらい登りたいです。

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