日本、そしてパ○ン王国への帰国
今日は帰国後初めてのテニスです・・・下僕がかつて在籍していたパ○ン王国の練習に参加させてもらいました!
うわぁ、マイケルさんぐりぐりスピンだよ。
たかさん、丁寧なテニスだなぁ。
マチコ女史、スマッシュうまくなったんだ。
ジンジャーさん、相変わらずボレーうめぇなぁ。性格も相変わらず悪い・・・
懐かしさと嬉しさで泣きそうになりました。
今日は帰国後初めてのテニスです・・・下僕がかつて在籍していたパ○ン王国の練習に参加させてもらいました!
うわぁ、マイケルさんぐりぐりスピンだよ。
たかさん、丁寧なテニスだなぁ。
マチコ女史、スマッシュうまくなったんだ。
ジンジャーさん、相変わらずボレーうめぇなぁ。性格も相変わらず悪い・・・
懐かしさと嬉しさで泣きそうになりました。
一応このブログはテニスブログなのですが・・・テニスネタからかなり遠ざかっております。ここでは、週に一度おじさん連中と遊びでのんびりテニスをするのがこの2年間の下僕・・・全くネタにもなりません。
そんな下僕ですが、昨年のある時期に勇気を振り絞ってこちらの郡の大会にエントリーしたことがあります。
最初に参加するレベルを決めるのですが、これは迷いましたね。日本でいえばいわゆる市民大会なのでしょうが、何せ米国のテニスのレベルは日本とは桁違い。いかにここが田舎とはいえ、下手に高いレベルに参加してしまうと、逆立ちマンですら恐れおののく様な化け物がわんさか現れ、5秒で惨殺されるのは目に見えています。
ただ試合に負けるだけならまだしも、真顔で「何で君がここにいるの?」とか「お前何にも分かってないんだな。これだから日本人はね・・・まったく(と肩をすくめる)。」なんて言われた日には一生落ち込むことになります。
ただ、「迷ったらつらい道を選ぶ」のが真の漢というもの。ここは敢然と一番高いレベルを選択です!
眠れぬ夜が明け、緊張感で顔に斜線を入れながらコートに足を踏み入れます。たとえダンゴ負けしても、毅然とした態度だけは失うまい、と心に唱えながら・・・
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優勝しました・・・失セット0の完勝です。
だって・・・まずもって参加者が8人くらいしかいないし、その8人も・・・一瞬間違えて一番低いレベルでエントリーしてしまったか、と思ってしまいましたがな。
真顔で「何で君がここに?」って聞かれちゃいましたよ。逆の意味で・・・
マジに心が痛かったです(泣)だって一番高いレベルだって聞いていたのにぃぃ!
そうなんです。アメリカはチャレンジの国。皆自分の実力よりはるかに高い(と下僕的には思える)レベルでプレーしたがるんですね。
まともに本気モードのラリーが出来たのは、SFで当たった若いお兄ちゃんだけだったな。珍しくもフォアの強打が炸裂しましたよ。試合が終わった後、
”your forehand stroke is excellent!”
だとか
“your forehand killed me!”
みたいな反応を期待したのですが、実際に言われたのは
”your backhand slice is excellent!”
”that’s so nice controlled”
なんてことでした。ちっ見る目が無い奴め。
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で、これが人生初の草トーシングルス初優勝(笑)。さすがに微妙過ぎて周囲に自慢もできませんでした。
何度かトライはするものの、結局当地のCompetitive tennis player(注:テニスバカのこと)とプレーする機会は皆無でした。
かといって、あきらめていると隣のコートで全日本レベルのダブルスがプレーされたりする・・・
いないと思っていると不意に現れ、捜し求めると姿を隠す、嗚呼アメリカのテニスバカ、彼らはあたかも雪男やネッシーの様に捉えどころがないのです・・・
早いものでもう5月も終わりに近づきつつあります。
こちらでは、内陸のためか気温の変化が激しく、30度くらいまで暑くなるかと思えば翌日には20度を切ったりします。天候も変化が激しく、朝家を出るときは晴れているのに会社に着いたら雷雨になっていたり・・・晴れている日は8時近くまで明るいこともあって未だにここがどういうところなのかよくわかりません。
さて、今回はこちらのテニス事情を簡単にお話します。
ここはサラリーマン兼テニスバカにとってはある意味地獄、ある意味天国でしょうな。
天国の部分から話しますと、
・コートは、アパートや公園などいたるところにあります。大抵無料もしくは格安です。
・ボールも安いです。といってもダンロップフォートや天下の名品XT-8はなく、PENNとWILSONばかりですが、3つ入って2ドルしません。
・ガットも安いです。貼り代込みで20ドル位でしょうか。
で、ここが何故地獄かと言うと・・・そう、仲間がいないのです。
まだよくわからないところも多いのですが、そもそも当地では、いわゆるアマチュアのテニスバカ(competitive playerというらしい。英語にすると高尚な響きを持つから不思議である)はいないらしい・・・少なくとも私は見たことがありません。
と思っていたら・・・
トンがいろいろネットで検索して、アメリカ版女子連みたいなものを見つけ・・・どうも試合は平日に行われているようです。私もあちこち検索してみたら、平日の夕方に開催されているものを見つけました・・・
アメリカのテニスバカ畏るべし・・・そう、彼らは「平日は仕事がある?そんな腑抜けに用はないぜ!」と、仕事よりテニスを優先しているハイブロー集団なのです。単に仕事をしてないだけかもしれませんが・・・
一体どんな奴らがいるのでしょうか?
下僕的イメージでは黒のライダースジャケットを着込んでハーレーで到着。おもむろにラケット(プロスタッフミッド、いやウルトラ2かな)を取り出し、時速200kmのサーブを放つ、そんな感じなんですが(笑)
皆さんの中には私が仕事や生活に追い回されてテニスどころではない、と思われている方が多いと推測しますが、私をなめてはいけません。
仮にも真の漢を目指すもの、たとえ異国の地にあろうとも、修行を忘れることは決してなく週に一回はやっています。違いといえば、目的が「試合に勝つ」とか「いいショットを身につける」とかではなく、単に「ダイエット」に変わったことでしょうか(泣)
会社の偉い人(この人は元インカレ選手であります)の紹介で地元の日本人テニス会みたいなところに連れていかれ・・・言われるがままに、指定されたテニスクラブの会員になってしまい、そこで毎週日曜日に2時間やっています。
当地で定年を迎えて、そのままこちらに残ってスポーツ三昧の暮らしをしている方がボスで、他の人も40-50代のシニアな方々ばかりですが、フォームはヘンテコなわりになぜかボールが返ってくるので、運動にはなります。
それにしてもこのボス、面倒見が良さそうな反面、武勇伝・自慢話が大好き・・・ふと東京はK区の名選手を思い出しました(笑)
ご無沙汰しております。
2月下旬以降、毎日の様に飲んだくれ・・・γ-GTP急上昇中の下僕です。この分だと健康診断で引っ掛って赴任とりやめになるかもしれません。それはそれでハッピーなのですが、少しばかり寒い
逆立ちマンとの激闘(?)を終えたのも束の間、何か心に燻ぶっているいるものが未だある・・・そんな思いに取りつかれ、先日某所でシングル大決戦を挙行致しました!
参加メンバーは、パコン王国のこのメンバーです。この人たちとの付き合いなしに下僕の3年間は語れない、といっても過言ではないほど自分にとっては思い入れのあるメンバーです。日本での最後の締めくくりは、彼らと闘って燃え尽きるのが真の漢の去り際なのでしょう。
・フーミン氏
爽やかな笑顔で誰の心にでも入り込む好青年。一昨年の王国杯チャンプであり、強さと正確さを兼ね備えた両手打ちバックハンドが一番の武器ですが、ネットプレーもかなりのレベルで、完成度の高いオールラウンダーです。彼とはよく飲んだなぁ・・・ただ酒の飲み比べで後れをとったことはありまへん!最後に酒だけでなく、テニスでもこちらが上だということを見せつけることにしましょう。
・タコ君さん
誰もが崇拝するアマチュアテニス界のカリスマであり、私の師匠です・・・ただ、ラオウしかり、ケンシロウしかり、最後には師匠を超えるのが漢たるものの宿命。今日は涙をのんで勝たせてもらいます(笑)
・ジンジャー氏
説明不要の悪の権化。鬼、悪魔。
この男だけはきっちりとどめをさしておかないと。
1R:vsフーミン氏
のっけから火の出るような激しい打ち合い!下僕フォアもよく入りました・・・が、やはりバックのスライスを有効に使ってネットでせこくポイントを稼いだ下僕が6-3で勝利っす!
2R:vsタコ君さん
打って変ってスローペース・・・うまく合いません(笑)グランドスマッシュはネット下段だし・・・
花粉にやられ始めたこともあり、いきなり第一ゲームをブレークされます。続くゲームをブレークバックしてからはお互い譲らず、5-4アップに。
ここでタコ君サーブの30-30から下僕フォアがダウン・ザ・ラインに吸い込まれ、ついにマッチポイントを握ります!
最後は漢フォアで締めくくることができ、こんなにうれしいことはありません。なんて試合後の談話を考えていたら、次のフォアリターンをネット下段・・・やはりこの人は簡単に勝たしてくれません(笑)。
結局このゲームは落して5-5とされますが、疲れの見えた相手に攻めるテニスを続けてなんとか7-5で勝利です!
3R
ついにラスボスです。
1Rで新進気鋭の小ボスに打ち勝ち、2Rで心を通じ合わせながらも泣く泣く敵味方に分かれた親友を制し、最後のこの悪逆無道のボスキャラを倒す・・・
今日はまるでRPGみたいな展開となりそうです(笑)
ところがこのラスボス、意地は悪いがテニスは強い!
あまり見掛けなかったサーブ&ボレーで攻めてくるのですが、今までとは考えられないほどサーブの調子がいい!最初のゲームではノータッチエースを3本とられちゃいました。リタンゲームではステイバックするのですが、一向に強打してきません、フォアハンドに至ってはスライスで流してるし・・・あたかも「君はへたくそだ。だからいずれミスをする。私はそれを待たせてもらうよ」と言わんばかり。真の漢に対してはあまりある非礼としか言いようがありません。
こんな輩には漢フォアの洗礼を浴びせるしかない、とむきになって打ち込みましたよ。えぇ、これが奴の狙いと知りつつも・・・
3-6で散りました。マッチポイントではサーブ&ボレーで果敢に攻め、リターンに向かってダイビングボレーを試みるも、惜しくも1メートルほど届かず・・・やはりテニスの強さと性格の意地の悪さは比例するようです(笑)
これで全試合を終え・・・下僕は2勝1敗で惜しくも2位でした。
結果を知りたい人はこちらを。
表彰式ではタコ君さんが手配してくれたトロフィーがジンジャー氏の手に・・・
えっ「漢杯」ですか・・・
あぁ、なんというタコ君さんの配慮。この大会は実は下僕の壮行会だったのです・・・それを知ってか知らずか、思いっきり優勝してしまったジンジャー氏。
貴君に贈る言葉はいまだに見つけられない。
土曜日は私の師匠たるタコ君さんが企画して頂き、ブロガーの皆様との送別テニスをやらせて頂きました!
高名なブロガーしか入ることを許されないハイブローな会ですが、下僕は昨年春から仮採用で参加させて頂いております。
すでに何回かテニスをやる機会を設けて頂いているのですが、余程行いの悪い方がいるのか、はたまた私が加入してしまったからか、ものの見事に毎回雨が降ります(笑)雨どころか台風が来たこともありました
今回もひそかに心配しておりましたが、幸い雨は降りませんでした。もっともかわりに雪が降ったので、少しだけコンディションは悪かったかもしれません。
あめだまさん
週3日はテニスをやられるあめだまさん、フラット・スライスを基調とした格調高いテニスをしておられました。特に粘りのあるボレーは見事の一言。試合をすることが出来ず残念でしたが、見るたびに上達しています。次にやるときにはコテンパンにされそうです(^_^;)
そうそう、ラーメンチョコ、有難うございました(笑)
yamamomo!さん
最近禁煙なされた裏切り者yamamomo!さん。常に満面の笑みをたたえられた温和な方ですが、パワフルなサーブとフォアハンドは羨ましい限りです。味のある方です・・・この方の魅力を伝えきれない筆力の乏しさがもどかしいっす。
丁稚さん
もはや紹介不要のテニスブログ界の雄です。この日は忙しい中遠くの地から駆けつけてくれました!
下僕が使いこなせなかった”魔法の杖”ピュアドラをご持参で、円熟味すら感じさせるサーブ&ボレーに時として見せるフォアの一閃・・・素晴らしいテニスを披露してくれました。たまにバックネット直撃弾がでるあたり、親近感も持たせて頂きました(笑)
手ぬぐい有難うございました!「笑う角には福来る」・・・自分には最も縁なさそうな言葉(笑)ですが、このポジティブ精神でこれからのつらい日々を乗り越えたいと思います。
QPさん
私の兄貴分です。酒の席では、ですが(失礼!)。
豪快なフォアハンドに陽気なスタイル。あぁ、何て素晴らしいのでしょうか。本当にテニスを楽しんでいる姿勢には真面目に憧れるものがあります。こういう人と過ごすとすごくハッピーな気分になります♪
バッハさん
ドイツ帰りのバッハさん、テニスはほとんどやっていらっしゃらないとのことですが、私の目には前回より上手くなっている様に見えました。特にフォアハンドの安定感が素晴らしいです。
ザワークラフト(でしたっけ?ドイツ語なので読めません)ありがとうございました!
テニスに仕事、そしてそれ以外の面でのご活躍を祈っております。
yokoさん
仕事にテニスに、ご活躍の才媛です。
バックハンドとボレーの面の安定感が素晴らしいっす。女ダブではさぞかし実績があるのだろう、と推測しております。そんな彼女ですから当然こちらは120%本気で行かせて頂きました。さぞかし呆れたことと思いますが、これも貴女の強さに対する敬意ということで、ご容赦下さい(^_^;)
もりもりさん
落ち着いた方です。ストロークもボレーも、無理のない自然なテニスは見事です!
靴の件では、ご迷惑を・・・(笑)
みりさん
夜の部だけ参加してくれました!
気品のある、落ち着いた、素敵な女性で、何故かAB型の男性には敵意を抱いていらっしゃいます。もっともこの集まりの女性は全員そうなのらしいのですが・・私はA型でよかったです(笑)
わざわざお花を頂きました。本当に有難うございます!
タコ君さん
忙しい日々を縫って、この日の会を企画してくれました。この人がいたからこそ、今の自分があるのです。もはや私の師匠といっても過言ではない・・・出発までにシングルやりましょう!「回り込み○○」禁止の特別ルールで勝負です(笑)
皆さんとても良い方で、普段のストレスが洗い流される様な、素敵な1日を過ごさせて頂き本当に有難うございました!この場を借りて御礼申し上げます。
時速150kmの漢フォアを食らえぇぇ!
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あぁぁぁ差し込まれたぁぁl
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無念・・・
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そうそう、この日はトンもテニスの部のみ参加しておりまして・・・飲み会に行く下僕の荷を軽くするためにテニスシューズだけ持ち帰ってくれることになりました。彼女がこんなに気をきかせてくれるとは珍しい、がすごく助かるだけに感謝です。
ところがその30分後、とある方のシューズの片方だけないことが判明し・・・嫌な予感がして現場に赴くと、トンに持たせたはずの私のシューズが片方残っている・・・
電光の様にトンに靴を持たせるシーンが脳裏に蘇ります。急遽トンを呼び戻し、先程手渡した「もりもりさんのシューズの片方」を回収します。トンはかなり不機嫌でしたが、こちらも気が気ではなく・・・あぁこの日で一番焦った出来事がこれでした(^_^;)
下僕の法則 その18
「普段は不親切な人が急に好意的な申し出を行ってきた場合、それに乗っかると何故か90%の確率で裏目に出る。」
遂に戦いの日が来た・・・
思えば、ここに至るまでの道のりは険しかった。
数十時間を費やして作成した月曜日の会議用資料が金曜夜に上層部より全否定され・・・、これは土日出勤か!?と蒼ざめる下僕。ただ神よ!そこで頼もしきN課長から「下僕君、後は私がやるから君は帰っていい」とのお言葉が・・・
N女史も私を快く送り出してくれました。
「やはり下僕さんがいない方がここの雰囲気はよくなるわ♪」どういう意味だそりゃ?
駅のコインロッカーからラケバを引っ張り出し、今回決戦のマネージャーミスター若松タコ君さんとの作戦会議にダッシュです。
敵の弱点はなにか?
如何にしてこちらの強みを引き出す展開を作るか?
ジミーペイジはやはりライブ下手?
神のギターが一番輝いていたのはMSGよりはUFOではないか?
サミー・ヘイガーとデイビット・リー・ロスのどちらがVHのボーカルとして相応しいか?
女体盛のどこから食べるべきか・・・
真剣な討論は深夜まで続き、最後に小生が生まれて初めて酔いつぶれた酒、電気ブラン@アルコール40度を仰いで終了と致しました。あと6時間で決戦が始まります・・・
タコ君邸で熟睡の後、朝食はタコ君手作りのカレーライス!
これがメチャクチャ美味で、大皿一枚平らげてから戦場に向かいます。
会場に足を踏み入れると、すでに相手と立会人(笑)のAkiさんMotoさん夫妻とMAMさんが待っています。
まずはショートラリーからアップを・・・
ボールが二つに見えますし、ショートラリーなのにフレームショット連発です(笑)
まぁ、いいや。
いよいよ試合を始めることにしましょう。
コートに入る前に、N課長、N女史、タコ君さん、ここに至るまで私を支えてくれた多く人達の顔が浮かびます。彼らのためにもここは負けるわけにはいかないのです!
そんな必死の思いが天に通じたのでしょうか。最初のゲームは下僕が押し気味に進めます。ゲームポイントでは下僕会心のアプローチが深く入り、さしもの逆立ちマンもパスミス!誰もが予想しなかった1-0アップです。誰よりも本人が一番驚いた!
ところが・・・早朝から激しく動いたせいでしょうか。カレーライスが電気ブラン君と意気投合して胃の中で暴れ始め・・・逆立ちマンのストロークに振られる度に何か熱いものがのどまで込み上げてきます。
いかに私がバカを売り物にしているとはいえ、母校の栄光のコートを汚すわけには行きません。4ゲーム連取され1-4とされたところで、メディカル・タイム・アウトあぁ、今は無きジミーを思い出すを取ってトイレにダッシュです(笑)
結局第一セットは怒涛の6ゲーム連取を許し、1-6で落とします。
過酷な身体条件にあまりにも強すぎる敵、本来の私であれば勝負を捨てるに十分な状況です。が、これで終わっては早朝から駆けつけてくれたギャラリーに申し訳ない!消えかけた闘志に再び火を灯し、第二セットに突入です。第一このままではネタにならんではないかぁぁ!
ここに至っては自分が持てるものを全て出すしかありません。回り込んでのバックスライス、フレームショット、フレームショットのドロップボレー・・・恥も外見も、フォアハンドも捨てて、ただひたすらチャンスをうかがいます。
これが効いたのか、はたまた上記の危機感を共有したのか(笑)、逆立ちマンに珍しいミスが出て、セカンドセットは2ゲームを奪取!会場を盛り上げます(笑)
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逆立ちマンのサーブ!
トロフィーポーズが美しい・・・でも少しフットフォルト(笑)
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負けるもんかぁぁ!
必殺、下僕渾身のバックへの回り込み!
ただしスライス・・・
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こんな展開が18回ほどありましたでしょうか(笑)
奮闘空しく、2-5ダウンの下僕サービスと相成ります。しかも下僕のサービスより速いフォアハンドを食らったりで、早々に0-30と絶対のピンチ。
気合を入れて次のポイントに挑むも、絶妙のドロップショットでコートの端から端まで走らされ、再び熱いものが込み上げてきます。
0-40・・・
万事休す・・・しかし、しかし、一見絶望的なこの状況でも、挽回した例は歴史上枚挙に暇がありません。
必殺の気合を込めてファーストサーブを放つも惜しくもフォルト。
続くセカンドサーブですが、ボールをつきながらも様々な思いが脳裏を駆け巡ります・・・
相手はリターンをライジングで叩こうと浅めのポジションで待っています。ここはスライス系のサーブで行くのが順当ですが、何度かそのサーブは使っていて、フォアに入るために打ち込まれやすい、しかもスライスは若干確率が低いため、ダブったら死ぬほど恥ずかしい・・・ここはバックにスピンサーブを深く入れ、相手が無理をしてフォアに回り込んだリターンを打たせ、そのボールをライジングでオープンスペースに流してネットに突進。
そうだそれしかない・・・
万感の思いを込めてトスを上げ、
が、スピンを掛けるべくそっくり返った姿勢は少しばかり胃によろしくない・・・
こらえきれずに早めに身体を起こしてしまい、スピンがかからないボールが・・・行かないでぇぇ~!
こうして熱戦は幕を閉じました。
屈辱を晴らすべく挑みましたが、あえなく返り討ちにあい・・・うーんせめてもう2・3ゲームとったら形になったんですが、如何せん相手が強すぎました。何が分かったかって、全ての面で特に胃腸が力不足だということが分かりました(笑)
逆立ちマンは強かったなぁ~。本当に穴が無い。つなぎのストロークはよくスピンが効いているし、時折見せる打ち込むストロークに至っては私のファーストサーブより速い・・・よい冥途の土産を頂きました!
そうそう、彼からは別にお土産としてスペインワインを頂きましたぁ!
何でも「下僕さんが、もう少し粘り強くなるように」という思いがこもっているそうです(笑)
これで勝ったと思うなよ、逆立ちマン。
まだ、勝負は始まったばかりだぁぁ!
覚えていろよ、逆立ちマン。
いつの日にか、再び私は君の前に現れるだろう。
今に見ていろ、逆立ちマン。
次はロディックみたいなアメリカン・フォアハンドを身に着けてくるぞぉぉ!
最後になりましたが、早朝からわざわざ観戦してくれたAkiさん、Motoさん、MAMさん、タコ君様、本当にありがとうございました!
忘れて~しまいたい~ことや~、どうしようもない、寂しさにぃぃ~
いつも包まれている下僕です。
だからでしょうか。最近飲むたびに記憶無くすこと極めて多しです。
漢たるもの酒には背を向けない、今までこれを自分の信条としてきましたが、如何せん呑まれて飲んでばかりで、その場での会話を覚えていないというのは感心しません。
ましてや昨年末の業務最終日(注)では、酒に酔った挙句下僕は会社の会議室に立て籠もり・・・また一つ忘れたいことがぁぁ!
(注)当社では年末最終日では、午後から社内で酒盛りが始まります。この点に関しては優良企業です。この点はね。
ついこの前の飲み会でも、かのジンジャー氏とシリアストークを行ったらしいのですが、自分全く覚えておりません。これにはジンジャー氏もさぞかし呆れたことと思いますが、M姉御曰く「あんた経営管理がどうとか喚いてたわよ」・・・思わず赤面です。
経営を管理する立場になるのは来世の出来事なんでしょうが、まずはこの世で自分の管理をしないと・・・
というわけで、これから飲み会ではお酒を「嗜む」程度に抑えたいと決心しております。
そんな決心の成果でしょうか。本日は飲み会明けにも関わらず、フーミン氏と2時間ほどシングル練をやりました!
来る逆立ちマンとの決戦を控え、仮想逆立ちマンとしてパ○ン王国きってのダブルハンドの名手ににお願いをして、色々なプレーを試してみることにします。
あのゴジラ並み・・・いや、ゴジラとキングギドラを交配した様な化け物じみた強さに正面から立ち向かうのは愚か者の極み。ここは戦略面で優位に立つのがホモ・サピエンスのやり方というものでしょう。
前回対戦したときのビデオ、本人のブログ、こういったところから得た情報を総合した結果、一つの結論を得るに至りました。
奴は自分以上に粘るプレーをする相手に弱い!
そうです。ディフェンスはほぼ完璧、イージーミスは皆無に等しい、超人的なフットワークでどんなボールにでも追いつく・・・そんな彼でも、相手が全くミスをしない、となるとどうでしょう。焦りから、やや強引に攻めて来るでしょう。その強引さはやはりミスを伴う、そしてミスが更なる焦りを生み・・・
見えました。
これしかありません。
やるべきことが見えてくれば、あとは実行するのみ。
フーミン氏との試合では、とにかくベースラインで粘りに粘り、ひたすら遅く、深いムーンボールでつなぐことにしましょう。そしてつらくともショット毎にセンターに戻るフットワークを実践するのです。これさえ出来れば私のイージーミスが激減・・・彼が凡ミスの山を築き、悔しそうな表情を浮かべるのが目に見えるようです。
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アップのラリーだけで息が上がりました・・・
どうもホモ・サピエンスはひ弱でいけない。
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下僕の法則 その17
「どんな正しい戦略であっても、身の丈に合わないものは何の意味も持たない。」
受けた恩には必ず応え、受けた屈辱には必ず報いる。報恩と報復、仮にも真の漢を目指すものにこの二つを欠くことは許されない・・・
逆立ちマンよ、覚えているか。
忘れもしない2007年7月7日、君が私になした仕打ちを。
逆立ちマンよ、テニスバカ兼企業戦士の頂点に立つ者よ、聞こえてるか。
君は忘れろというのか・・・私があの時舐めたオムニコートの苦い味を。
逆立ちマンよ、私には分かる。君は今この文章を息を詰めて読んでいるはずだ。
君は私にこのままアメリカに行けと言うのか?
今ここに伝えよう。来る2月2日、私は君のホームコートに乗り込むつもりだ。そこで付けようではないか、我らの決着を。
逆立ちマンよ、よもや忘れてはいまいな。
私がイケメンには何故か強いことを。そう、君が圧勝することは、君には極めて不名誉な結果となるのだ。
逆立ちマンよ、テニスブロガー界最強の男よ、あえて言おう。
漢ならこの勝負逃げるな、と。
今夜は、震えて眠れ・・・
ご無沙汰しておりますが、皆さんお元気でしょうか。
後日談(笑)として、近況報告です!といっても読んでくれる人がいるか、という問題はあるのですが・・・
・パ○ン王国杯
2007年はこの大会で並み居る強豪をなぎ倒し、優勝したところから幕を開けました。
で、これが唯一の優勝でした。えぇ。何か問題でも?
あたかも開始5分にクライマックスが来て、その後は何の盛り上がりもなく終わる映画の様で、素晴らしいと思いませんか(泣)
この大会には何故か強い下僕。今年も引退前の花道とすべく気合を入れて参戦です!
予選1R vs ハヤタ隊員
練習熱心なハヤタ隊員。バックの方が得意そうで、誰ぞと同じ匂いが漂います(笑)
双方調子が出ない中、相手にミスが早くでたこともあり、6-1で勝利。
予選2R vs ズッキー
間違いなくテニスバカランキング急上昇中の成長株。凄絶な打ち合いから漢フォアが大暴発・・・2-6で沈みます。
実は今大会は彼をマークしてまして・・・まぁ予選ではこんなもの。本選でのデータ集めって感じです。それまでしばらく泳がせとくか。
予選3R vs タコ君さん
師匠とは今大会二回目の対戦。前回がダンゴで勝ちました(失笑)が今回はどうでしょう。なんと6-2で勝利です!
師匠にしてはミスが早いなぁ。と思っていたら、「目先の1勝を追わず」の精神の元、あえて攻撃的なバックハンドを多用していたとのこと・・・試合に勝って勝負に負けました。
これで、辛くも予選突破です!しかし、ズッキー、タコ君さん、この2人のどちらかに勝たないと本選に行けないとは・・・おそるべしパ○ン王国。そう言えば某ジンジャー氏も・・・
SF vs しの
今大会で一番若い選手です!
前から定評のあった攻撃的なフォアハンドに安定性が加わり、しばらく見ぬ間に凄く強くなっていました。フォアハンドで滅多打ちにされるも、要所をロブとバックへの回り込みでしのぎ、6-4で勝利です!
うーん、我ながらせこい勝利でありました。
F vs ズッキー氏
予想通り、反対側からこの男が決勝に上がってきました。
予選で当って、対策は見えています。こやつ、打ち合いになれば滅法強いが、ゆるい球でつなぐと実は弱い。フォアはループボールでゆるくつないで、バックも緩めのスライスで堅実につなぎに徹しよう。で攻め急いだ奴はミスるだろ、きっと。
子供の時間は終わり、これからは大人の時間って奴を始めるとしましょうか・・・
あれれ、何故か2-5になっている(^_^;)
えぇ、ラリーが始まったところで対策を忘れてしまい、つい打ち合ってしまいました(笑)
「最後の勝負で逃げたらバカにされそうだなぁぁ」
こんなバカな考えが一瞬頭をよぎり、「少しだけ」打ったところ案の定入らない。それが悔しくてまた打ってみて、やはり入らない。ここいらでムキになり、気付いたらフォアハンドの凡ミスの山を築き、中途半端なネットプレーをしてはパスを抜かれ・・・あぁ、頭の悪さが隠しきれない試合展開でした。
2-5で我に返ってシコリに切り替え、3-5とします。
続くゲームもシコるものの、15-30から痛恨のネットインがあって15-40。続くマッポもあっけなく落とし、3-6で無念の敗退です。
「遂に勝っちゃったな。それも二回も。はっはっは~」とは試合後の奴の弁。
どうやら負けてはいけない男に負けてしまったようです。
・転勤話~その後~
実は、私北米に転勤が決まった様です。
昨年に話が出たときは
「正式に決まっていないが」「4・5月くらいに赴任」
でした。それが昨年末には「3月末の可能性が出てきた」となり・・・先週にいたっては部長に呼び出され。
部長「例の話、聞いているよね」
下僕「はっ、承っております」
部長「赴任の時期だが、2月末になる可能性も出てきてね」
下僕「はっ?」
部長「しっての通り、君の仕事はまさにその2月がピークなのだが、どうだね。いけるかね」
下僕「うーん、現時点では何とも言えませんが、非常に厳しいのでは・・・」
(心の声:「行ける訳ないだろ。アホ。」)
部長「そうだろうな。色々大変だからね~。でも、仮にそうなっても、赴任までは今の仕事はしっかりやってくれるよな。」
下僕「努力しますが・・・そのタイミングではさすがに・・・」
(心の声:「結局それが言いたいのか・・・やるわけないだろ。ボケ。」)
部長「そうだろうな。まぁ、こういう話が出ているということだけ認識しておいてくれ。」
下僕「・・・」
(心の声:「きたね~。「あの時に話したよな」攻撃(注)か・・・)
注:結論が無い議論の後日、「あの時言ったよな」と都合の悪いことを既成事実化するサラリーマン社会における最終兵器。非常に強力だが上司にのみ使用が許される。
ちなみに平社員が使うと「僕は知らんよ。大体君の話はいつも曖昧で困るんだよ!」攻撃で致命的なカウンターを食らう。
下僕「ところでこの話、正式に決まったんですか?」
部長「あぁ、まだみたいだね。」
下僕「え・・・、2月末だとしたら、もう色々手続きを始めないと・・・」
部長「そうなんだけどね。上もこの手の話はヒトゴトだからね~。なかなか手続きが進んでないみたいだね」
(心の声「そういうあんたがヒトゴト扱いだろうがぁぁぁ!」
職業選択の自由とは・・・
大変ご無沙汰しておりました(^_^;)
いや、特に忙しいということでも無かったのですが、どういうわけかさっぱりPCに向かう気になれず・・・完全放置でございます。そろそろこちらも引退か?
今年も早いもので12月、すっかり世はクリスマスですね。下僕的にはこの手の幸せそうなイベントが大嫌いですので特段の感慨も湧かないのですが、年末に近づくにつれ「仕事しなくても許されるモード」が強まってくる12月は何故か心が浮き浮きします。
そんな中、昨日は久しぶりのゴルフです。
旧人類たる私、サラリーマンたるものゴルフと麻雀はやるべし、との格言から一応ゴルフはやるのですが、テニスに身を入れ始めてからはろくに練習もしてません。もっともスコア110から120の間をうろちょろ、という完全な「レンジ相場」で、練習してもしなくても結果があまり変わらない、ゴルフというのは実に不思議なスポーツです。
と思っていたら、
なんと昨日は47・47の94!
周囲からは驚きの声が上がりましたが、私としては「今日は練習場と同じショットが本番でも打ててるな~」程度の認識でした。
ゴルフは全てのスポーツの中でも、最もメンタル面が重要なスポーツと感じます。その特徴の一つは「全てのショットを自分から打たねばならないこと」。
どこかで聞いた話ですが、あるゴルフのプロがテニスを評して
「テニスなんて楽なもんだよ。向こうからボールが来てくれるんだから。」
そうなんです。たとえどんな場面でも、ゴルフに「相手のミス待ち」は無いんですな。
練習での自分と、試合での自分のどちらが本当の実力と言えるんでしょうか。
テニスではここ一番で滅法弱い下僕、試合での実力が本当の実力と信じており・・・それが故に練習でいくら上手くいっても、試合では構えすぎてしまって自らハードルを上げてしまっていた様な気がします。
「試合は今までとはまったく違う環境なのだから、普段上手くできていることでも出来なくなる」なんてことを信じて疑わず、それが故に練習と同じプレーをすることを自ら妨げていた、なんて今更ながら思います。
本当の実力・・・当然試合での強さ、何でしょうが、単純に「練習と同じプレーを試合でやる」ことなのかも知れません。
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